メドベージェワ選手に対するヘイトスピーチ事件

オリンピックに出場したプロフィギュアスケータージョニー・ウィアさんが日本で公演中、このようなツイートをしました。
(ツイートの画像は差別メッセージです閲覧にご注意ください)

「僕たちの仲間である一人のスケーターが"ファン"からこんなメッセージを受けた。先輩のスケーターとして、僕はこのような振る舞いを受け入れることはないし、このような仲間のスケーターをいじめるようなことを受け入れることはない。スケーター全員のファンになる必要はないけど、スケーターみんなをリスペクトしてほしい。あなたの憎しみや差別心をなくしてほしい」

報じられている通り、このメッセージは平昌オリンピックフィギュアスケート女子シングル銀メダリストのロシアのメドベージェワ選手です。
t.co
t.co
t.co
画像のメッセージは差別そのものです。完全にヘイトスピーチです。日本に滞在しいる外国人に
「日本から出ていけ」「ロシアに帰れ」と言うことはは法務省ガイドラインに載っている
「特定の民族や国籍の人々を,合理的な理由なく,一律に排除・排斥することをあおり立てるもの」に当たります。  
ド直球のヘイトスピーチです。人種差別です。
www.moj.go.jp


メドベージェワ選手は日本でも非常に人気のあるスケーターですから本人が傷つくのはもちろん、日本はフィギュアスケートが超人気スポーツですから社会にも非常に影響があります。
このような差別が放置されると、社会に「差別していいんだ」と思う人が増えます。同じフィギュアスケーターキム・ヨナさんを韓国人と言うだけで侮蔑するヘイトスピーチがネットに今でも溢れています。
メドベージェワ選手に対するヘイトスピーチが記された手紙は「Fantagy On Ice 2019」の公演中に出されたものと推測されます。主催者は対応すべきです。後援している日本スケート連盟も対応すべきです。
最低でも声明を出すべきです。
www.fantasy-on-ice.com


メドベージェワ選手は気にしていないといっており(そんなことはあり得ません)、共感の輪が広がっていますが、これは差別問題であり絶対に美談に回収してはなりません。

差別への対処法!

さて、前回トランスジェンダー差別について書きました。

bshibaki.hatenablog.com

しかし、前回のblogを見ていただいた方で
「どうすればいいのか分からない」と言う方もいらっしゃると思います。

そこでこのサイトを参考に差別に対する対処の仕方を提案したいと思います。

antiracism-info.com

 

このサイトは主に日本で人種差別をメインに差別の情報を共有したり、差別に関する教育をしたりするNGO団体です(人種差別以外の女性差別LGBT差別などにも対応しています)。

ARIC(反レイシズム情報センター)と言います。この団体は日本で定着していない「差別にどう対応するか」を提唱しています。
この団体がそのガイドブックを出しています。↑のページからPDFをダウンロードできます。

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日本は欧米のように差別禁止法がありません。差別へのブレーキがなく、公人が平気で差別をするためアクセルが踏まれまくっています。
そして、差別を無かったことにし、事なかれとする文化が定着してしまっています。
まず、差別を可視化(見える)ようにしないといけません。そうしないと、差別がなかったことにされてしまいます。

日本社会は差別に抵抗するための基礎「何が差別かそうでないかの社会での共有」「差別にどうすればいいのかの社会での共有」が弱すぎるため、差別を許さない社会になれてません。

そのためには第三者が介入する必要があります。第三者が介入して差別が見えるようになります。差別が見えるようになって初めて対処がつながっていきます。

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三者が差別案件に介入するは大きく分かれて3つあります。

1.カウンター
差別をしたりしている人を直接叱り飛ばしたり、止めさせたりする。
ネット上では差別を批判したりする。

これに関しては差別行為を晒す、見えることの効果がありますし、実生活なら止まる可能性もあります。
しかし、ネットではまず止まらないですし、ネットや実生活では反撃をされてしまうリスクもあります。差別してくる人は権力を振りかざすので抵抗するのに勇気もいります。

僕は在特会日本第一党のデモや街宣に直接カウンターしたりしますが、徒労感満載です。しかし、もちろん可視化させることはかなりできます。
ネットでも非常に徒労感があります。


2.責任者に任せる
学校や職場やネットで通報して止める作戦です。
しかし、差別を許さない文化が非常に弱い日本では「話し合うべき」と言うことをされる可能性があります。差別されている人がしている人と話し合うなど極めて不当です。

差別に対処することは正義です。しかし、正義をするためには傷ついてしまうのがこの世の習いです。日本は特にそうです。リスクもあります。

そこで第3の道です。

3.記録と通報・発信

実生活であった差別の模様やヘイトデモ・ネット上の書き込みを記録します。

特にネット上で差別をする人はこの記録を嫌います。なかったことにできないのを嫌うのです。

マイノリティが差別に反対するためにも見える化(可視化)が必要です。1と2で考えられるようなリスクもないと言っていいでしょう。

スクリーンショットでも構いませんし、消される可能性があるのなら、魚拓と言って、アーカイブを取る手もあります。

megalodon.jp

archive.is

そうして、通報です。

そうなったら、記録して、行政やテレビや新聞やメディアに通報しましょう。

このような差別情報を機関に溜め込ませることにおいて、差別を何とかするために何をすればいいのかわからせることができますし、取り上げてくれる可能性もあります。

僕も差別案件を通報して取り上げてもらったこともあります。できるだけ正確な情報をメディアの人に上げてください。おすすめはbuzzfeedです。かなり取り上げてくれます。buzzfeedの記事の末尾にある記者さんのメアドにメールしましょう。しかし、メディアはまだまだ何が差別かそうでないかを理解できてません。

そこで専門機関ARICへの通報です。

相談にも乗ってくれます(人種差別以外の差別案件も)。差別の専門機関ですからいい解決のためのアドバイスがもらえると思います。

antiracism-info.com

僕は人種差別やトランス差別のヘイトツイートを記録してARICに定期的に報告しています。ARICの報告ページは画像が一つしか貼れないので、魚拓を使って記録しています。できるだけ詳しく情報をつけて相談・通報してください。

 ARICに情報が寄せられることによって、彼らは差別に抵抗するための情報をため込み、それを生かすことができます。彼らは小さいですが優秀な集団ですので、差別に関する法律の立法事実を提供したり、メディアにこんな差別があるよと教えることができたり、教育に生かすことが国際的に連携したり、草の根で「何が差別か、差別にどうすればいいか」共有することができます。

ぜひご参考にしてください。

記録もすれば、僕がブログを書いているように発信も可能になります。 

前回のブログもトランス差別ツイートを記録して通報する過程でどんな差別かが分かってきたので、書くことができました。

ARICの梁英聖さんはこういいます。「何が差別かそうでないかの見極め・線引き」は差別に抵抗するためにとても大事だと。そうしないと何が差別かわからなくて差別に出会っても対処できないですよね。日本ではそういう教育や情報がないから差別に対処できないのもあると思います。なので前回のブログはそういう情報を知る助けになればと書いたのです。ARICに通報されたものが日本社会に「何が差別かそうでないか」「差別に抵抗する文化・慣習・規範」を定着させることになる可能性は十分にあると思います。

梁さんがARICの活動について熱く語っている動画がありますので最後にどうぞ!

(1:11:20辺りから)

youtu.be

トランス差別を許すなーここ一年位ネット上を席巻しているトランスジェンダーに対する差別・ヘイトスピーチの形態と手法

 

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【注意】

トランス差別ツイートのスクリーンショット画像・リンクがたくさんあります。

どのような言説がトランス差別かを明示するためあえて載せています。

ブログの閲覧にご注意ください。

 

 

ここ一年弱、一部ツイフェミによるトランスジェンダーに対する差別がツイッター上で横行しています。

去年7月お茶の水女子大学トランスジェンダーの入学を認めて、一部のツイフェミが反発をしてトランスジェンダーを差別しました。

そして、去年11月トランスジェンダーが女性スポーツ大会に出て優勝した話が一人のツイフェミによって否定的に紹介され、爆発的に差別が拡がりました。

 

 

 




 

 

 


このjijiと言う人物は日本語圏のトランス差別をするツイフェミの中心人物です。ご注意ください。

これによりトランスジェンダー差別が広がり、固定化して今に至ります。

今回はこの差別の概要・手法についてお話します。

0.女性に対する差別被害を動員し、自分が最底辺であり、トランスジェンダーよりマイノリティだと設定する

これは実をいうと現代の差別の典型的な手法です。「マイノリティにいじめられている」「マイノリティに権利が奪われている」など転倒した論理を掲げ差別をするのです。現代は個人の権利が保障されている民主主義社会ですから、公正原理を利用して嘘で自己をマイノリティより下にして差別をするのです。これでホントは上からの差別なのに、下から差別に抵抗していると見せかけているのです。

もちろん、生まれたときに男性女性とされそれを受け入れて生きている男性女性、シスジェンダーと生まれたときに決められた性とは違うと感じ(性別違和)、決められた性とは違う性を生きるトランスジェンダーがどちらがマイノリティかと言えば後者であることは動きません。

しかもトランスジェンダーがシスジェンダーに対して極めて不利で非対称な関係を強いられています。

これを非対称性と言って差別を理解する基本原理です。

 

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「トランスばかりずるい」「トランスは女性の権利・人権を奪う(この時点で彼女彼らは人権概念に関する無知をさらしています。トランスジェンダーが人権を回復したって女性の人権が奪われることはないです)」「トランスが女性のスペースに侵入してくる」「トランスが女性よりマイノリティじゃない」などと危険や羨望(対象の持っているものを奪ってやりたいと言う感情。これがあるので投影でトランスジェンダーに奪われると思い込む)をあおることによって差別しているのです。

これが彼らの差別の根幹です。

もちろん、自己を絶対的弱者設定することはフェミニズムにも反しますし、あるマイノリティが別の属性に対してはマジョリティであることはよくある話です。また、自分があるマイノリティ属性を持っていたとしても別のマジョリティ属性を持っていることも当たり前のようにあります。

ツイッターでトランス差別を続けている人で性犯罪に対する不当な判決に抗議し、性犯罪に抗議するフラワーデモ

www.flowerdemo.org

トランスジェンダーに対する性犯罪・性暴力のことを知ってもらおうと行動しようとしているとトランスジェンダーの人を「フラワーデモを乗っ取る気か」「また女性から抗議の場を奪う気か」「女性の声はなかったことにする気か」いう不当で許されないことをnoteに書いている人もいます。トランスジェンダーの人々も性犯罪・暴力にあっています。トランスジェンダーの人々もフラワーデモに参加していいし、性犯罪・性暴力から守られるべき人たちです。トランスジェンダーの人たちの性暴力被害の告発も無かったことにはできません。排除することは絶対に許されません。そのほかにも↓のnoteはトランスジェンダーに対する差別への批判を「女性を踏みにじる気か」などと打ち消そうとしています。

【閲覧注意】

このnoteはすべてにおいて差別言説です。閲覧される時はご注意ください。







 

note.mu

 

【差別ツイートの閲覧にご注意ください】

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 


1.ミスジェンダリング

これは身体的性(SEX=生まれてきたとき性器で判断される性別)のみで

トランス女性を男性として

トランス男性を女性として

扱うなど自認の性(ジェンダー)で個人と向き合わないことです。

これはトランスジェンダー差別でしかも女性性、男性性の否定ですから性差別です。これはトランス女性、トランス男性に対する複合差別で極めて悪質なのです。

特にトランス差別をするツイフェミはトランス女性に対してこれをします。0.との合わせ技で「男からいじめられている」「男が女性のスペースに侵入する」としてきます。

0.との合わせ技により「私たちは自称女の男に差別されている」と差別を捏造し差別してきます。これは使い古された差別の手法です。しかも、トランス差別をするツイフェミの殆どが女性で、性暴力サバイバーも多いので、女性の権利と尊厳と言う名目で簡単にこの手法が採れてしまいます。これで、トランスジェンダーに対する偏見や差別を粉飾・正当化できてしまいます。いとも簡単に差別でないものを差別とできて、トランスジェンダーによる女性差別を捏造し(しかもマイノリティによる差別という捻れきったものを)、糾弾する体でトランス差別をできてしまいます。また批判されれば「女性を黙らせている」「女性差別に加担していると」批判をかわすことができます。

もちろん、トランス女性に対してミスジェンダリングするのは女性に対する値踏み行為です。最悪の女性差別でもあるのです。

特に性同一性障害の概念に沿って「身体の性や生活を移行」していないトランスジェンダー女性にこれを向けると精神的にダメージが極めて大きいです。

性差別を告発するために、性被害の危機を告発するためにトランスジェンダーを差別する必要はありませんし、絶対にやってはならないことです。しかし、彼らはどうしても差別がしたくて、性差別や性被害を利用して、ミスジェンダリングして公正論理を粉飾してトランス差別するのです。

 

 

 

【差別ツイートの閲覧にご注意ください】

 

 





 

 

 



 

 



2.ヘイトデマ

これはマイノリティへの恐怖をあおり、憎悪をあおるために使われる手です

代表的なのは関東大震災後に起った朝鮮人虐殺で使われた「井戸に毒を入れた」です。

非常に多いのはトランス女性(特に男性器を除去する手術をしていない人)が女子トイレに入ると性犯罪が増えると言うヘイトデマです。そのようなデータはありません。根拠がないのにこのようなことを言うのはデマであり、このようなデマはトランス女性を公共のスペースから排除する効果がある(このような言説が広がればトランスジェンダーの人たちが公共施設を使いづらくなる)のでデマです。男子トイレに入ればいいと言う話もあります。しかし、それは女性性の否定であり差別です。

  

3.トランスジェンダーの個別の案件(事件事故)を利用して恐怖をあおる

これもよく使われる手です。

「ずるい」「うばってくる」「こわい」と言う感情を利用してなされるのが差別なのです。また、これはマイノリティはきれいでなければならないという概念の押し付け(聖化)が元になってます。犯罪や事故やダメな発言をするマイノリティ個人は当たり前のようにいます。

 

下の画像は2.3の合わせ技です

これは確かにトランスジェンダー女性選手の攻撃で女性選手がけがをしましたが、考えてみれば格闘技でレフェリーがKOを宣告しない限り(MMA=総合格闘技はKOはほとんどレフェリーの宣告によるTKO )、攻撃は続けられます。

これらの情報や基本的なルールの知識抜きにして語っているこのツイートは事故を利用した悪質なヘイトデマです。しかも、Googleが隠ぺいしたというデマまで流しています。彼ら彼女らは事実の検証より自分たちの差別欲求に基づいた事実認知を優先させます。当然、事実をきちんととらえることもできないですし、謝った情報に飛び付き、拡散するのです。

 

 

 【差別ツイートの閲覧にご注意ください】

 

  





 

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4.執拗に当事者などに「トランスジェンダーの定義」を訊き募る

これはトランスジェンダー属性に対する侮辱であり、同化を迫る行為です。トランスジェンダーの定義「男性の体に生まれて性自認が女性である」ことですが、トランスジェンダー個人のあり方は千差万別です。カチカチで細かい定義をしてしまうと、属性から漏れてしまう人が出て来て、差別・偏見の被害から救済できません。

訊き募った質問に答えてしまったら、差別者に「その定義以外はトランスジェンダーじゃない」とされてしまいます。差別者がこのような質問をし続けるのは訊かれた人に自分の思った通りの答えを引き出させ、支配するためです。 DVする人もこのような手口を使います。これはマジョリティの思い通りにさせて同化を迫る差別行為なのです。

当事者や差別に抵抗している人たちはこのことにかなり苦しめられています。

差別の効果に「沈黙効果」と言うのがあります。マイノリティを黙らせる、表現の自由を奪う効果です。人間の生きる根幹であるアイデンティティを表に出させないようにする効果です。これは特にこの効果をもたらすのではないかと僕は考えます。自分たちのアイデンティティの定義を答えろと迫ることはとんでもない圧力ですから。

 

【画像の閲覧に注意してください】

 

 





 

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 5.当事者に社会生活の移行(GID性同一性障害 概念に基づいた)を迫るような行為をする、当事者に性自認以外の公共施設を使わせようと発言する。同化を強要する。

これはトランスジェンダーの生活に対する不当な干渉であり自己決定権の侵害です。 許されません。これは同化を強要しますし、排除を促進させます。GIDの概念自体、非常に差別的な要素があり(トランスジェンダーを含む同性愛者は精神障害で治療すべきだという思想で始まったのがもとなので)その概念に基づいたものを強要するのは間違いなく差別です。

この強要の行き着く先はナチスのピンクトライアングルです。なぜ、行きつくかと言うと、トランスジェンダーに同化を強要することはマジョリティ側が認めない(同化させることができない=今ある概念に適応させることができないと判断した)トランスジェンダーは区別し排除するという考えに至るからです。 

実際に

「性犯罪を防ぐため手術をしていないトランス女性に印をつければいい」「トランスジェンダーの証明書をつくればいい」と言うツイートもありました。

medium.com

ピンクトライアングルはホロコーストトランスジェンダー・同性愛者を収容し、区別するために使われていました。ユダヤ人や障害者やナチスに抵抗した人たちと同じく虐殺されていったのです。

こちらのblogでGID概念、トランスジェンダーと医療の歴史、トランスジェンダーがどんな立場にたたされてきたかが詳しく書かれていますのでご参照下さい。

note.mu

 

【画像の閲覧にご注意ください】

 

 

 

 

 



 

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6.トランスジェンダーを「透明化」「自分の世界から押し出し化」「社会の片隅に追いやる化」「他者化」「周縁化」する。

このツイートはトランス女性を社会からいないもの、シス女性とは別だとすることで、社会の中心から追いやろうとしています。マイノリティ属性の人々を社会からいないものとして視界に入れない、見ようとしないのも差別なのです。ミスジェンダリングも行われていますが、ミスジェンダリングはこの効果も及ぼすのです。

我々はすでにトランスジェンダーと共に生きています。 このような発言は許されないのです。

 

 

【画像の閲覧にご注意ください】

 

 





 

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7.抵抗の声を「攻撃された」と抵抗している側の責任にしたり居直る。(責任の転嫁、告発の無効化、居直り)

これは、トランスジェンダー対する差別に抵抗する声をあげた人が悪いと責任をおしつけ、差別の告発を無効化する手法です。これは、沈黙効果をもたらし、差別の告発の声・怒りを奪う行為です。中には「私は差別者と呼ばれてもいい」と居直る発言もあります。これでは差別を批判してもその効果はかなり減ります。このようなツイートは差別してもいいんだという認識を強化してしまいます。日本では差別禁止・差別発言に刑事罰を科す法律がないためこのような発言が平気にできてしまいます。

これもあらゆる差別に見られる基本的な手法です。


【差別ツイートの画像の閲覧にご注意ください】

 





 




 





8.当事者や抵抗している人たち(特に誠実にトランスジェンダーを差別するツイフェミらと対話している人)に対する攻撃

本当に執拗です。ほとんどが人権侵害です。トランス差別をするツイフェミは差別を見つけたら激しく罵倒する反レイシズムカウンターの人たちを避け、誠実に答えてくれる人を狙っています。本当に卑怯です。差別者は論理が破綻しているにも関わらず議論をふっかけ、人格を否定して屈服させることに快感を得ます(ネトウヨも一緒です)。 当事者や抵抗している人にすさまじいハラスメントを続けているトランス差別アカウントもあります。これも特に「沈黙効果」をもたらします。

 

 

 このほかにも差別の形態や手法はありますが、今あげたのものが基本的なものだと思います。

このような差別がツイッターを中心にネットで席巻し始めています。当事者、一部のフェミニスト、一部の反レイシズムの人々がなんとか押さえ込んでいるのが現状です。もっと多くの人たちにこの現状を知っていただき、一部のツイフェミらによるトランスジェンダー差別を許さない姿勢をとってほしいと思い筆をとった次第です。この行為はトランス差別構造を強化し、当事者に深刻なダメージを与えるだけでなく、女

性差別をも強化し、フェミニズム、様々な反差別運動をも毀損するものです。社会全体に深刻なダメージを与えます。

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↑の画像はレイシズムでの差別の暴力のピラミッドですが、トランスジェンダー差別をはじめとしたLGBTに対する差別でも大体適用可能です。実をいうとこのブログで挙げた手法は基本的にはレイシズムやほかの差別と変わりありません(自己・自己の属性の不当な弱者設定や不当な被害者意識の利用、デマ、犯罪や事故の利用、属性に対する侮辱、個人の人格攻撃、同化強要)。差別の手法は基本で共通しているのです。

5ジェノサイドはすでに起こっています。先ほども言ったとおり、ナチスによるホロコーストです。4暴力・ヘイトクライム(差別犯罪)はアメリカではハーヴェイ・ミルク殺人事件やこのような事件が起こっています。

wezz-y.com

日本でも、このような事件が起こっています。

park.y-cru.com

トランスジェンダーをはじめとしたLGBTは自殺率が高いと言われています。1-3の行為でも一人の人間を自殺に導くことができてしまいます。

book.asahi.com

一番上の図のピラミッドでも「何が差別と言う線引きが必要」とありますが、これを決めることが肝心なのはトランスをはじめとしたLGBT差別においても変わりません。3を決めるとで1-5が決まり、差別に関する社会や個人の責任が明確になるからです。そうして差別に抵抗できます。もちろん、公正概念や歴史や事実に基づいて見極めることがとても大事です。僕は一部ツイフェミによるトランス差別のツイートを集めて分析してこのブログを書いています。このブログも「何がトランス差別か」というのを示すことで抵抗する人が増えれくれることにつながるという思いもあります。

 

僕はトランス差別をする一部ツイフェミらに「納得」「改心」を求めても無駄だと思います。これも積極的に差別をする人間の特徴です。彼女彼らは差別をして快感を得るために、支配欲を満たすために、他者に対する異常な恐怖や警戒感に囚われて自分たちの人生を壊してまで自分たちより弱い立場にたたされている人たちを踏みにじって呪うことを選択しました。自分の身体を守ると言う体で差別を正当化することを選択しました。差別をすることによって承認され居場所を確保することに決めたのです。甚大な被害を与えることをわかっていながらです。本当は彼女ら彼らは差別だとわかっていてやっています。だからこそ指摘されたら否認をし、差別を正当化するために嘘をつくのです。そして、更なる被害を生んでいきます。こうなると、もう改心はほぼ望めません。僕は反レイシズム運動にコミットしてきましたが、人種差別主義者が改心した例は殆どありませんでした。差別者の納得・改心を望むより、差別を許さない社会を作る方が建設的です。差別は許されないと社会に問わなければならないです。

また、トランスジェンダーにクズな人がいるからって差別したり、差別を容認してはいけません。差別行為は被差別者の人格に関係なく許されないのです。当たり前です。あるトランスジェンダー個人による許されない行為を告発するために、身を守るために差別を使ったり、容認する必要はないし許されません。マイノリティばかりに過剰に清廉潔白さを求めるのは「聖化」という差別行為です。

結局、それでは誰も守れない。

皆さん、このような行為を絶対に許さないようにしましょう。このような行為を非難しましょう。

次回はこのような差別への対処法を紹介します。

bshibaki.hatenablog.com

#ネトウヨサイト裸祭り の流れ

前回、BAN祭りをマスコミにお知らせするテンプレを作りましたが、時期尚早だったかもしれません。反省しております。削除が50万、100万といけば、本当に報道して盛らないとまずい状況になると思いますので、そこまでとっておくことにしました。

 

さて、今回は裸祭りです。

メールテンプレは木野寿紀さんのnoteにありますので、そちらをご参照ください。

流れとしたらこんな感じでしょうか?

1.まず、アフィコード計算機 

やソースを読んだりして、メインになる大きなアフィ会社(googleアドセンス、fluctなど)にメール(テンプレからカスタマイズしたもの)を送る。

2.そこから、サイトで見つかる広告、アフィ会社にメールを送る。

 

目標:アダルトマン速報化(いかがわしい広告しか出ないサイト)や

   素っ裸速報化(もう広告すらないサイト)にすること。

 

あと、このサイトはくそまとめサイトのポータルになっているみたいなので、

お手紙に書き加えて、「このサイトにあるサイトも全部チェックした方がいいよっ」って教えてあげましょう。もちろん、このサイトもターゲット。くれぐれも閲覧にはご注意ください。

 

ken-ch.vqpv.biz

 

こんなもんですかね。

 

#ネトウヨ夏のBAN祭りを マスコミに知らせるテンプレ(連絡先も記載しました)

BAN祭りが行われ有志による通報によりYoutubeの差別動画が20万件以上削除されています。

もうこれは社会的な問題だと私は思います。そこでマスコミの皆さんにお知らせして報道してもらおうじゃないかと考え、メールのテンプレを作っておきました。

お知らせしたい方はどうぞお使いください。

【テンプレ】

いつもお世話になっております。
現在、Youtubeの日本語動画の中で差別的な動画が20万以上削除されています。

全て有志のユーザーの通報によるものです。ネットで「みんなで通報しよう」と呼びかけて行われています。呼びかけが行われたサイトは5chの「Youtubeネトウヨ動画を通報しまくって潰そうぜ」シリーズで、ツイッターの呼びかけハッシュタグは「#ネトウヨ春のBAN祭り」「#ネトウヨ夏のBAN祭り」です。

https://www65.atwiki.jp/operationobihiro/sp/pages/26.html

(これまでの経過)

 

十万単位で「朝鮮人を殺せ」「朝鮮人は帰れ」等のメッセージを込めた動画があること自体とても深刻です。ネットの中の差別発言(ヘイトスピーチ)は社会的に問題となっており、先日国会で院内集会が開かれました。

ヘイトスピーチ解消法から2年、院内集会開かれる(朝鮮新報)

http://chosonsinbo.com/jp/2018/06/hj180601/


大量の差別動画があることはとても深刻です。このことを取材していただけないでしょうか?
ご対処をお願いします。

【テンプレ終わり】

【報告先メディア】

テレビ

NHK 

みなさまの声にお応えします

TBS

NEWS23

情報提供「NEWS23」|TBSテレビ

報道特集

情報募集・お問合せ | 報道特集 : TBSテレビ

Nスタ

情報提供・ご意見「Nスタ」|TBSテレビ

日テレ

情報提供

フジ

PRIME news evening - フジテレビ

(スクロールして下の方に情報提供があります)

テレ東

ご意見・お問い合わせ:テレビ東京

 

新聞

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こちら調査報道班 - 朝日新聞社

(一般の情報として提供した方がいいと思います)

毎日新聞

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